うんこが汚いわけないだろ

うんこ=汚物

世界はこの風潮で溢れている。

「うんこは臭くて汚い」

「食事中にうんこの話をするな」

などうんこへのヘイトは尽きることがない。

確かに人間は鼻水や汗といった、自分から排出されたものを

汚いと感じることが多い。うんこもその一例だ

しかし汗たちとうんこの間には決定的な扱いの違いが存在する。

「食事中にうんこの話をするな」という意見はあるが、

「食事中に汗の話をするな」という話は聞いたことがないし、

むしろ汗をだらだら流すスポーツ選手を観ながら、食事をする者もいる。

なぜうんこはここまで嫌われているのだろうか。

一度考えてみてほしい。

元々うんこは自分の体の中にあった。

つまり排便前、僕たちはうんこと一体化していたのである。

うんこをイメージした時、多くは排出後の姿を想像するだろう。

排便前のうんこを「臭い」「汚い」と罵倒する者はいない。

自分と一体化するほどの仲であったうんこを

自分の都合で排出したあげく、

汚物の象徴として扱うのは、あまりにも酷すぎるのではないだろうか。

他方 この「うんこ」という単語は、

うんこドリルが小学生の間で爆発的な人気を獲得していることも考慮すると、

小学生の中では屈指の人気ワードである。

自分たちの小学生時代を思い出してほしい。

当時は「うんこ」という単語が飛び交う度に笑いが起きていた。

いま大学で「うんこ」「うんこ」と言っていれば、すぐに狂人扱いを受けるだろう。

大学生と小学生を単に比較することはできないが、

小学生のような単純なことで

単純に笑える世界もアリではないかと僕は思う。

何でもかんでも「くだらない」「幼稚だ」

って言ってたら自分の行動をどんどん狭めてしまう。

話が少しそれたが、

「うんこ」とは人を笑顔にする役割も

持ったハイテクなうんこなのである。

僕はいつか皆が再び「うんこ」の機能性に気づき、

「うんこ」が褒め言葉に使われる世界になることを願う。 /p>

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