世界一週より早稲田一週

お久しぶりでございます。

ブログを辞めてから早くも3ヶ月が経ってしまいました。

「ブ」という字が脳裏に浮かぶだけで嫌になっていたあの頃も今や昔。

今になって急にブログのあったあの頃が恋しくなるのは時の経過が不思議なものと言われる所以でありましょうか。

私はブログを辞めてからの2ヶ月間、次なる目標であった世界一週のため、尻部を開いては閉じ開いては閉じといった具合でフル開閉。

「金のなる尻」とは良く言ったもので、おかげさまで旅行に不自由しない程度の金額がブリブリと貯まったことをここにご報告いたします。

しかしどうしたものか世間はコロナ一色。

世界一の信用を誇るとされてきた菊花紋章がいまや毒花として扱われる始末。

せっせと建ててきた僕の旅行計画もグチョグチョと音を立てて崩れていった次第でございます。

そんな訳で2020年一発目の大きな目標を失ったことになった僕ですが、世界一週の前にするべきことに気づきました。

早稲田一週です。

私が早稲田大学に入学してから早3年。

すっかり早稲田を知った気になっている僕ですが、まだまだこの街には知らないことが隠されていることに違いないでしょう。

#世界を知る前に早稲田を知れ

私は知られざる早稲田の秘密を解き明かすために早稲田一週を達成することを決意したのです。

決意とはまあ聞こえの良い言葉でしょうが、この早稲田一週には疑問が山積。

まずどこからどこまでを「早稲田」と定義しましょうか。

これにはまあ私に1つの案がありまして、言ってしまえば「鶴巻町」や「南町」といった不純物の無い「東京都新宿区早稲田町」のみを真の早稲田と認定するというものでございます。

この地図を見てお気づきの方もいらっしゃるでしょうけど、早稲田大学の校舎の中で、この真の早稲田として鎮座する「早稲田町」に存在するのは40号館のみなのです。

早稲田大学早稲田キャンパスの住所は新宿区戸塚町1丁目104でして、早稲田のわの字も無い場所に存在しておるのです。

いったいどの面を下げて「早稲田キャンパス」と名乗っているのでしょうか。今すぐ「戸塚町キャンパス」に改名するべきでしょう。

こうして早稲田一週をきっかけに早速新たな発見を手にしたところで実際に歩を進めてみましょうか。

今回のスタート地点は「真の早稲田キャンパス」こと早稲田大学40号館グリーン・コンピューティング・システム研究開発センター。

いったい何を行う場なのか検討もつきませんが、とにもかくにもここが早稲田町の西端なのですからスタート地点にしない訳にはいきません。

こちらのグリーン・コンピューティング・システム研究開発センターを出発してすぐ左手に見えてくるのが、早稲田町民の生活を支える、かの有名な「イトーヨーカドー」でございます。

生鮮食品から酒類までなんでも揃う我らが庶民の味方。

かの無名な早稲田から1トン増やす会もお世話になったとか…ならなかったとか…

イトーヨーカドーにて庶民のパワーを体感した後には約3億マイクロメートルの途方もない直線が続きます。

それもそのはず この早稲田町は異常なほど横に長いのです。

息を吐き息を吸い必死の思いで両足を前に進めること2億4000万マイクロ秒。

ついに早稲田町の東端「新宿区役所 榎町特別出張所」が見えてきました。

この「新宿区役所 榎町特別出張所」どうやら町の治安を守る場所でもあるそうで、特に路上喫煙に関しては町民に究極の災いをもたらす可能性のある重大治安破壊行為とみなし、厳しく取り締まっているとのことです。

「極悪非道」「放火魔」「人間がもっとも恥ずべき行為」「非国民」など様々な悪名を欲しいままにする「路上喫煙」を徹底的に取り締まるという態度。

東端からこの街の安全を守る「新宿区役所榎町特別出張所」は頼もしい限りですね。

西端であるグリーン・コンピューティング・システム研究開発センターを出発して6億マイクロ秒。

ついにこの長い長い旅もクライマックスを迎えます。

旅の終点となるのはやはり早稲田民の憩いの場「鶴巻南公園」の一部地域です。

なぜ一部地域のみなのでしょうか?

この地図を見て頂ければお分かりだと思うのですが、鶴巻南公園のうち早稲田町に属しているのは南端の一部地域のみなのです。

鶴巻南公園最大の売りである「ユニークな歩道」も早稲田町側にはありません。

しかし決して侮ってはいけません。

早稲田町側の鶴巻南公園にも数々の早稲田民を虜にしてきた魅力溢れるアクティビティが数多く存在します。

トイレに

喫煙

そして植物観賞。

これほどまでに魅力的なアクティビティが詰まった公園は世界でもそう多くはないでしょう。

日本各地から多くの人が訪れて歓声をあげるのも頷けますね。

知り尽くしたつもりの街でも改めて探索してみるとまた新たな発見がありますね。

皆さんも自分が知った気になっている街をもう一度別の角度から見てみませんか?

きっとそこには新しい世界があるはずです。

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