意味不明な奴は果物を配る

ご存知の通り 本ブログのタイトルは

「意味不明な奴でありたい。」だ。

僕はこれまでこのタイトルに

恥じないようにするために

さまざまな企画に挑戦してきた。

こうした企画の中で、

僕はさまざまな人に出会ってきた。

もちろんみんないい人たちばかりであったが、

いい意味で本当に意味不明な奴も中には存在した。

そして僕は彼らの中にある共通点があることを発見した。

奴らは果物を配る

夜中の高尾山頂で会ったパンツ一丁の自称ロシア人。

泊まると必ず布団をしいてくれて、

朝飯まで作ってくれる友達の母親。

到着前日に連絡したのにも関わらず、

ドライバーを連れて西安を案内してくれた友人。

みんな帰り際に

果物をくれた。

冷静に考えれば果物は面倒だ。

かさばるし、重いし、

食べるのも面倒くさい。

そんなこと少し考えれば

すぐに分かるはずだ。

しかしおもてなし精神溢れる彼らにとって

そんなことは関係ない。

ただ純粋にものをあげれば

人が喜ぶと信じているのだ。

そこには何の企みも計画もない。

本当の善意とは

果物あげることを指すのだと思う。

僕も何度かバナナを配ったことがあるが、

無意識にバナナが食べやすく、

バナナだったら自分ももらうだろうという考えを

考慮に入れていた。

意味不明な奴であるためには、

「自分だったら」とかいう

下らない仮定は捨てて

ただ相手を喜ばせたいという

純粋な善意が必要なのかもしれない。

僕も見習って明日何か配ろうかな


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