もう一つのセンター試験

本日 1月19日はセンター試験である。

世間では主にこの毎年1月の中旬に行われる

全国共通試験を取り上げることが多い。

しかし毎年このセンター試験と同じ時期に

全受験生の合否をも左右すると言われる

もう一つの「センター試験」が

存在していることをご存知だろうか?



このテストは受験生のみが受けることができ、

内容は極秘。

過去に内容を漏らしたある学生は、

試験の数ヶ月後にサイゼリヤ西早稲田店

戦友たちと共に

見るも無惨な姿で発見された。



僕は今日その学生たちが残した大量のワインを手がかりに、

極秘試験の潜入に成功した。

途中「センター試験」経験者であるローニンの

twitterでの経験者イキリによる

激しい妨害も受けたが、

何とかいくつかの問題を手にいれることに成功した。



今日はこの命がけで手にいれた問題のいくつかを紹介し、

依然として謎に包まれている

「センター試験」の実態を暴いていこうと思う。

 第1問 日本史

2008年草なぎ剛氏が提起した

いまだに結論が下されていない深淵な議題は何か

1 魚になって何が悪い

2 裸になって何が悪い

3 田中になって何が悪い

4 何も悪くない

2008年という日本史にしては比較的

最近の出来事からの出題ではあるが、

彼の発言や行動によるインパクトから、

この問題の知名度は高く、

受験生の得点率も高かった。



第1問 詭弁

論に矛盾が生じ、

議論に負けそうになったときに使う詭弁は次のうちどれか。

1 お前が論理

2 論理は論理

3 俺が論理

4 俺も論理

「センター試験」にのみ登場する科目

「詭弁」

その名の通り論理が危うい文章も多く、

国語力と柔軟な思考力が求められる。

さすがは「詭弁」第1問にしてはなかなかの難問だ。

正解は3だが、受験生の間でも

「意味不明」「これは詭弁ではなく妄言」

といった批判が殺到した。

確かにこれまで社会の論理で議論していたにも関わらず

負けそうになったからといって

急に「俺が論理」と言われても、

誰も理解できないのは当然である。

出題者は受験生の未来を背負っているという自覚を持つべきである。



その他にも興味深い問題がいくつかあったが、

僕の身に危険が及ぶ可能性があるので、

割愛させて頂く。

「センター試験」に臨む受験生に良い結果が出ることを祈る。

この物語はフィクションです。実在の人物や団体などとは関係ありません。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。